結論から言うと、その方法とは”言葉の変換”です!
ポイントは”命令形や否定形は使わない”
「〜しなさい」「〜はダメ」
子育ての中で、よく使う言葉の一つだと思います。少なくとも僕は以前そうでした…。
「なんで伝わらないんだろう」「こっちが怒ってるのに、注意したら逆に怒りはじめたんですけど!」などと、心の中でモヤモヤ、イライラっとしたこともあると思います。
では、どうすれば、そんな状況になりにくいのでしょうか?
そこで、”言葉の変換”です。
「〜しなさい」→「〜してほしいな」「〜してくれると助かるな」
「〜はダメ」→「〜はしない方がいい」「〜したら危ない」
言い方は他にもいろいろあるでしょう。
あなたもどんな言葉の変換ができるか、普段使ってしまっている命令形や否定形の言葉からいろいろ変換してみてください!
そして、それをメモしたり、表にして持ち歩くようにしてみてください!
その言い方のクセをつけると、よりスムーズに言葉の変換ができるようになります!
「なぜこの言葉の変換が効果的なのか」
それは”人は否定されることで、誰かを攻撃しやすい生き物”だからです。命令も同じです。誰かの言うことを聞くだけの自分は、自分の気持ちを受け入れてもらえないと思い、自分を否定された気持ちにもなります。
そう考えると、子育てだけじゃなく、社会の中でも効果的な方法とも言えます。
補足
子どものある行動を止めようとするときには、理由を付け加えると、なぜそんなことを言われているかも分かり、言葉が伝わりやすくなります。
「〜はしない方がいい」の場合、その前に「それをすると、時間がなくなってしまうから、今は〜しない方がいい」というように。
「危ないことしたときには、そんな優しい言い方じゃ伝わらない!」という声も聞こえてきそうですね…。確かにそのとおりです!危ないことをしたときには、何が危なかったのかハッキリ伝えることも大切です!口調が強くなってしまうのも仕方ないと思います。子どものことを大切に思うからこそ厳しく叱るんですよね。
ただ、せっかく大切なメッセージを伝えるんですから、どうせなら相手に伝わる言い方の方が、お互いに嬉しいと思います。
「急に飛び出すと危ないでしょ!」+「怪我したらパパ(ママ)は悲しいよ」でいいんです。
やってみましょう。
まずは行動!